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​宍戸美奈子音楽教室 紹介

当教室は、石川県七尾市にある教室です。
​2か所の教室でレッスンを行っています。

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古府教室
七尾市古府町に25-1   ℡0767-58-3232 
ぱそこん屋ししど内 
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徳田教室
自宅教室 (最寄りの駅:七尾線 徳田駅)

 代表者のメッセージ リトミックへの思い

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♪リトミック教室をはじめるきっかけ


フルート講師のわたしが、このリトミック教室をはじめるきっかけとして、3つの思いがありました。

1つめは、母親としての思い
2つめは、音楽教師としての思い 

​3つめは、子育て支援としての意義 です。

①母親としての思い


赤ちゃんができた時、母親になれる喜びでいっぱいになりました!
でも、同時に出産や育児への不安もすごくありました。
そして体力的にきつかった、妊娠時代。なんとか無事に出産したとたんに、年中無休で続く育児。
体力的に本調子ではない中、息子の世話をするだけで精一杯の毎日…でした。 
フルート教室や演奏の仕事を再開すると、忙しさは増し、ほっと一息つける時間は全くなくなりました。

でも、息子が2才半ばくらいになると、育児も少しだけ落ち着いてきました。
よく歩くようにもなり、一緒にお散歩すると、道端の石や草、雲の形やおたまじゃくしや…いろんなことに
興味を示すようになり、教えた事をよく真似て言葉も上手になってきました。
そんな息子を見ていて…、

「そうだ!! この子に、何か幼児教育をするんだった!!」
と思いだし、突然、ギヤチェンジしたように、頭の中が そのことで一杯になってしまいました。

それまでにも、すでに12年間、フルート教室をして子供の生徒たちにも教えてきましたので、
幼児教育の必要性はわかっていたのですが、はっきりいって、もうそれどころではなかった!のです。
息子をちゃんと生み、丈夫に大きくすることで、頭が一杯一杯だったのです。

ところが、息子が3才を目前にして、子供の吸収力の速さに、急に我に返ったようになり、
「このままだと手遅れになる!」と あせり、幼児に音楽を教える良い方法について調べ学び始めました。

6才頃までに子供の聴覚がほぼ完成してしまうということは、知っていましたので、それまでに、
絶対音感をつけさせてやりたいと思いました。
そうして辿りついたのが、絶対音感をおけいこで習得できる教室、「一音会」でした。

この出会いから、我が家の幼児教育は始まったのです。
そして、この「一音会」で行っていた「リトミック」のレッスンを受けて、私は感動してしまったのです。

②音楽教師としての思い


それまでの音楽教師としての経験からいって、3才くらいの子供を、先生の指示通りに動かすことは
かなり難しい…というより不可能に近いのではないかと感じていました。

このくらいの年齢の子供達は、言われた通りではなく、何でも自分が思った通りに動きたいですし、
たとえ1度は、やってみたとしても、2回目は飽きてしまい、繰り返して練習もしてくれません。

じっと ピアノの前に座って長い時間の練習はもちろん無理ですし、とにかく、自分がおもしろいと
感じないことでは、なかなか動いてくれません。

私は、4才からピアノを習い始めましたが、記憶としては、「もっと練習しなさい」と怒られてばかり
だったように思います。とにかく、繰り返して指を動かし、練習すること…
それが、音楽のすべてであるかのようなレッスンだったと思います。

でも…リトミック教室を体験した時…息子は…先生がいざなうお話の世界に、

先生のピアノから奏でられる音楽に誘われるように、自然に体を動かし始めました!!
言葉での指示で動いているのではなく、まるで

 「ママ! 音楽がジャンプしてね!って言ってるから、僕は飛んでるんだよ」
といっているように…。 

その姿を見て、私は、目からウロコが落ちるような感動を覚えたのです。

教師が、子供たちの無限に広がるイメージ力を引き出すように、言葉や音楽で語りかけるなら、
子供たちは、これがレッスンだなどと気づかないまま、楽しく遊んでいるうちに、どんどん音楽的な能力を
伸ばしていくのだということに、気づかされました。 

「一音会」での指導法に、心打たれた私は、その時から、子供たちを連れて、定期的に七尾から
東京・池袋にある「一音会ミュージックスクール」に通い始めると同時にその指導法・江口メソードを
習得するための勉強を始め3年をかけて、「幼児期指導コース」を修了し、
「絶対音感インストラクター資格」を取得し、「一音会認定講師」となるのです。

 

♪幼児への音楽教育のジレンマ


この「一音会」でのリトミック体験によって、音楽教師として私がずっと抱いていたジレンマが

解決したのです。

そのジレンマとは…
子供の音楽的な成長を考えると聴覚が一番発達する、0~3才の間に音楽教育を始めた方が良い…
でも現実的には、その年齢の子に楽器を教えることは難しい、ということです。

なぜ難しいかというと、フルートなどは、重たい楽器で、持ったまま強い息を吹き続ける体力が幼児には
ありませんし、ピアノの鍵盤は小さな手には重すぎます。 なんといっても集中力が持ちません。

だからといって、楽器レッスンに耐えうる年齢まで待っていたら、逆に聴覚が一番発達する時期が、
終わってしまうのです。

わたしは、長い間、このジレンマをどう解決していいか分からず、幼児教育と距離を置いてきました。

でも、リトミックでの音楽教育なら、0才から始められるのです。

本格的にピアノやフルートを始める前の、この時期に、まずは、絶対音感のおけいこなどで、良いお耳を

育て、リトミックで音楽に合わせて体を動かすことにより良いリズム感を育て、ピアノ遊びを通して、

手指の力を育て、また、2才くらいからの知育レッスンで、ピアノを弾くために必要な知識を学んで

知力や理解力を育てることができます。

そのようにして、本格的な楽器のレッスンに備えることができます。

この方法で育った私の教室の生徒たちは、みんな楽しそうにピアノやフルートを演奏し、

自分なりの表現を見つけています。
 

③「子育て支援」という意義


う一つ、リトミック指導を通して、私が感じている “やりがい” があります。
それは、「子育て支援」という意義です。

延々と続く子育て生活では、オムツ・授乳・食事などの身の回りの世話をするだけで、
母親の方も疲れ果ててしまい、我が子と向き合う時間をとることが物理的にも精神的にも難しいものです。
どんなことを語りかけたらいいのか…、どんな風に遊んであげたらいいのか…、考える余裕もなくなり、
ただ漫然と時間が過ぎていく焦り…、そんなお母さんの気持ちを私も経験しました。

でも、赤ちゃんのうちから、親子でリトミックに参加すると、子供と一緒に遊び、活動を体験しますから、
お家に帰ってからも、復習をかねて親子で一緒に遊ぶことができます。
そうして、親子で遊びながら復習して、次のレッスンを受けた時、先回、出来なかったことが

できるようになっている我が子を目の当りにするなら、母親にとって、我が子の成長を確認する機会と

なり、心の励みとなるものです。

このリトミックのレッスンを通して、親子で 有意義な幼児時代を過ごして頂きたい…
そんな思いで、心をつくして指導させていただいております。

皆様のご参加をお待ちしております。

                              (宍戸美奈子)

リトミックって何ですか?

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♪リトミックとは…  


スイスの作曲家・音楽教育家エミール・ジャック・ダルクローズ(1865~1950)によって

考え出された音楽教育法です。
“リトミック”は、日本語になおすと、“良いリズム”という意味です。

リトミックの目的は、私たちの生活の中にあるリズムや、私たちの体の中にある生理的リズムを、

音楽や動きを通して体験しながら、良いリズムを感じることのできる「からだ」と「こころ」を

育てようというものです。

ダルクローズは、ジュネーブの音楽院でソルフェージュの先生をしていました。
授業の中で、音程はしっかりしているのに、生き生きとしたリズムの感覚を持っていない、いわゆるリズム感のよくない生徒がいました。ある日、ダルクローズが町を歩いていると、その生徒が、自分の目の前を、楽しそうにリズムに乗って歩いているではありませんか!

その生徒がリズミカルに歩いている姿を見て、ダルクローズは、考えました。“人は本来、

自分の体の中にリズムをもっている。 それなら、そのリズム感を、音楽に合わせ、体を動かして

訓練することによって、演奏に必要なリズムの感覚を鍛えることができるんじゃないか…”

…これが、リトミックの始まりです。

ダルクローズは実際、生徒達を裸足にさせて自由に歩かせたそうです。 
 

♪自由に表現してもいいレッスン


楽器のレッスンの場合、楽譜に忠実に演奏しなければならないのでレッスンで先生にいろいろな注意を受けたらその通りに弾かなければいけません。そして本番に向けて、練習を積み重ねていきます。

しかし、リトミックの場合は、毎回のレッスンが本番なのです。
そして、それぞれのお子様が、音楽やお話から感じたイメージを膨らませ、自分なりに自由に表現することが、正解なのです。

なぜなら、リトミックのもう一つの目的として、「音楽が表現している感情を感じ取り、感動する

心を育むこと」があるからです。ですから、子供が自分なりに音楽から感じ取り、表現しようとしている行動を大歓迎している、というレッスンの雰囲気が大切です。

私の教室で、こんなことがありました。
4歳の女の子たちのレッスンで、その日は、長調と短調を聞き分ける おけいこでした。

「元気な音楽の時は、元気よく楽しそうに歩いてね。そして、
なんか淋しそうな音楽になったら、悲しそうな顔をして、ゆっくり歩いてみようね!」

そう言って、私は、ピアノを弾き始めました。
すると、一人の女の子が、音楽が短調に変わっているのに、反応が鈍く、なかなか指示通りに動いてくれません。しばらくすると、何か思いついたように、短調に変わったとたん、今度は、笑い出して大騒ぎしながら、歩きだしました。 そして、他のみんなにも 「ねぇ、元気に歩いちゃおうよ…」 とけしかけ始めました。レッスンは、私の考えとは逆の方向に進んでいきました…

「どうしよう…」 一瞬、困ってしまったのですが、はっと思い直しました。
「この子は、短調に変わったことがわかってるから、短調になったとたん、元気に歩けるんだ…
ちゃんとレッスンの目的は、達成しているし、むしろ、自分なりの表現をしている…この子には素敵な個性があるんだわ…」  

それで、みんなに
「○○ちゃんのアイデアはとっても素敵ね。じゃあ、淋しい音楽の時は元気に歩くというのをやってみましょう」 
というと、みんな待ってました!とばかりに元気に歩きだし、レッスンはとても盛り上がりました。

この経験から、「子供たちの自由な表現のすべてを丸ごと受け止めること」が、私のレッスンの大切なモットーになりました。

 

♪幼い時にこそ リトミックが必要


ダルクローズは、次のように述べています。
「年かさの学生たちは、つまらない知識の先入観によって、聴感覚が妨げられており(それとは反対に)幼い子供たちは、実に自然に練習を理解し、順を追って、それも全く自然に音を聞き分けるようになる…」

脳と身体が、平行して成長している幼児は、感受性が高く、感覚的に行動していくので、効果的に

リズムや音の感覚を作ることができ、またリズムを表現できる身体を作ることができるのです。

このように幼児期に、リトミックをすることによって、集中力・表現力・理解力・判断力・反射力・創造力などを身に着けたお子様は、児童期での少し厳しいレッスンにも意欲的に取り組んでいけますし、なにより音楽を楽しんでゆくことができるのです。

​リトミック よくあるご質問

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Q1. 生後4か月で、まだ午前中は、うとうとしていることも多いので、

リトミックのレッスン内容 をどれだけ吸収できるか心配です。


赤ちゃんが初めて言葉を発する時のことを考えてみてください。1年~1年半という沈黙を破って

突然「ママ!」としゃべりだして驚かされます。 言葉を発しないその期間、耳から沢山の言葉を吸収

して、「潜在学習」をしているのです。

私のリトミックレッスンでも、それまで反応がないように思っていたお子様が、ある日のレッスンで突然、
正しいリズムで手拍子したり、正しい音程でお返事したり…という ことがよくあります。

ですから、うとうとしているお子様を連れて遊びにいらして下さい。

そして、参加できそうな時は参加し、ねんねしてしまったら、抱っこしながら、流れてくる音楽をお耳に

入れてあげて下さい。
夢の中で、「潜在学習」が進むことでしょう! ぜひ、その素晴らしい体験をして頂きたいと思います。


 

Q2, 親子で一緒にレッスンを受けるのはなぜですか?


それは、幼いお子様にとって、お母様が一番の先生だからです!

レッスンで覚えた手遊びなどを、お家に帰ってからまた一緒にやる…
子供とお散歩する時は、「お母さんとおさんぽ」のレッスンで、いつも歌ってる歌を一緒に歌いながら

歩いて、ジャンプしたり、ぞうさんのように“ドシーン”と 大股で歩いてみる…

ピアノを弾くために必要な知識をレッスンしている2・3才のお子様であれば、その日おけいこした

「右手と左手」がすぐにわかるようになるために、お家でも、「右手で手をつなごうか?」 などと声掛けし、お子様に無理なく復習させることができる…など、お子様へ毎日、刺激を与えられる「お母さん先生」の効果は、計り知れないからです。

 

Q3. 2才から習い事をするのは、早すぎませんか?


テレビなどで取り上げられていることから「英才教育」という言葉が一人歩きし、
「そんなに小さいうちから、そんなに詰め込まなくても・・・」と、否定的な意味でとられることが

あるようです。
“教育ママ”という目で見られることへのわずらわしさもあるかもしれません。

リトミックのレッスンは、そんな「英才教育」のイメージからはかけ離れています。

親子一緒に、楽しく歩いたり、ジャンプしたり、歌ったり合奏したりできる遊びの時間…という感覚です。 
何か、勉強を詰め込むような、緊張感は、一切ありません。

むしろ、母子の触れ合いが増え、共通の話題も増え、ママに構ってもらってることで、子供は、自分が

大切にされていると感じ、精神的・感情的に満たされる…そんな時間となります。

そういった、スキンシップによって得られた心の安定感を基礎にして、子供の脳は発達してゆきます。

「脳は3歳ごろまでにその大部分が成長する」(脳の神経細胞をつなぐシナプスの数が、3歳頃には

大人と同じ数になる)ということが、脳科学の研究で言われていますから、その大切な時期に、親子で

リトミックレッスンを受けて脳に、様々な刺激を与えることが、 「頭の良い子に育てる」ためには

絶対に必要だと、私は思っています。

決して子供に強制せず、“楽しいね!”と言いながら、リトミックに、参加しているうちに、知らずの

うちに、いろんな能力が身に付くのです。

 

Q4. うちの子は、よく動いて落ち着かないのですが、このような状態でも
   レッスンを受けられますか?

 

Q5. うちの子は人見知りで、おとなしいので、他のお子さんのように

   歌ったり、踊ったりできるか心配です。


お気持ちはよくわかります。 ですが、ご心配なさらずに、リトミックをお楽しみください!!

大人は、レッスンでの理想の姿をイメージしていますので、「こうあって欲しい」と子供に当てはめて

しまいます。 

でも、「よく動く」も「おとなしい」も、そのお子様の大切な個性です。どちらもありのままに、

表現して頂きながら、レッスンは進んでいきます。 

 

お子様が、レッスンを聞いていて何か心に響くものがあれば、自然に反応を返してくれます。
その瞬間を楽しみに、お子様たちを笑顔で見守りたいと思っています。


 

Q6. ピアノのレッスンはどのようにするのですか?



2才から、リトミックと並行して、ピアノレッスンも行います。

「ぴあのだいすき」という教本を使って、ピアノ遊びから始めます。

お歌を歌いながら、リズムに合わせて、ピアノを“グー”で弾いたり “パー”で弾いたり、お母さん指

で弾いたりして、手指の力をきたえます。

また、4分音符のリズムを一定のテンポ で弾けるように、訓練してゆきます。

4才くらいになると、「おんぷの学校」という教本を使って、楽譜を見ながら、手を見ないで弾けるように訓練してゆきます。指番号への意識や読譜の基礎を育ててゆきます。
そして、五線音符を読む練習も始まります。

楽譜を、自分一人で読み、ピアノが弾けるようになることを目標に、段階的におけいこしていきます。


 

Q7. 下の子がいるので、上の子のレッスンに付き添うことが難しいです。

 

Q8. 子供だけのレッスンになっても、しばらくはレッスンの様子を

   見たいのですが…


お子様が、講師に慣れて、「一人でも大丈夫!」 という感じになったら、
お母様の付き添い無しで、レッスンできます。

もちろん、下のお子様を連れて来ていただいて、一緒にレッスンを見ていただくことも
できます! 赤ちゃんが、ぐずったりしても、全然構いません(^^)


 

Q9. 3才の子供が、フルートもやってみたいというのですが…


七尾サンライフプラザの親子リトミックでは、レッスンの始めに、フルートの演奏をしますので
フルートにあこがれて下さるお子様が沢山、いらっしゃいます。本当にうれしい限りです。

フルートは、特殊な持ち方で、呼吸も大変な為、幼児には不向きです。

小学1,2年生になってから、ぜひ、フルート教室にお入り下さい。

それまでは、リトミックピアノクラスやピアノクラスのレッスンを受けることを、お勧めしています。

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